アプリマーケティング研究所
プロダクトの成功事例を発信しているメディアです。2013年から約10年運営しています。…
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メルカリで値段の「¥マーク」を小さくしたら購入率が伸びた理由、ペイディがサービス名を「カタカナ表記」にする理由など、プロダクトのマーケ施策まとめ30(2023)
2023年に取材した記事から、長く参考になりそうな施策をまとめました。※ 数値等はあくまで取材当時のものです。 1、商品ページの「¥マーク」を小さくしたら購入率アップ(メルカリ)メルカリでは、商品詳細ページの「値段の¥マーク」を小さくしたところ、購入率が大きく上昇した。 理由としては、¥マークを小さくしたほうが、心理的な「価格の圧迫感」が減って、心理的にすこし安く感じるためと考えられている。例えば、¥マークが大きいと桁数が多く感じたり、価格を高めに感じやすい。 この案が
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年間売上は26億円「通期黒字化」まで到達した駐車場シェアリング「アキッパ」が語るプロダクト成長の裏側。エリア内の密度を高めたら成長した話、3つの成功施策。
アキッパさんを取材しました。 ⸺「アキッパ」について教えてください。 金谷: 2014年にサービスを開始した「駐車場のシェアリングサービス」です。全国の約4.5万件以上の駐車場を時間単位で予約して利用できます。 会員数としては累計410万人。2023年12月期の売上高は約26億円、純利益は8,597万円となっていて、創業以来「初の通期黒字化」を達成できました。 利用できる駐車場は多様で、月極駐車場の空いている区画や、商業施設や個人宅の空きスペースなどが登録されています
自分で操作する「一手間」を入れたら継続率が改善。アプリ累計750万DLの「LIFULL HOME'S」に聞く、Webからアプリへの「検索条件」を引き継ぐ体験デザインの事例。
LIFULL HOME'Sさんを取材しました。 ⸺「LIFULL HOME'S」について教えてください。 安藤: 日本最大級の「不動産・住宅情報」サービスです。アプリ版のダウンロード数は累計で750万ダウンロードに到達しています。 LIFULL HOME'Sでは物件情報の掲載だけでなく、Webサイトやアプリを通じてユーザーのみなさんが、不動産会社へ「お問合わせ」することをビジネスモデルの中心においているため、重要指標は主に「お問合せした数(反響数)」を追っています。