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働き方改革による「残業代ダウン+暇時間の増加」でメルカリ活発化、インスタの「#義母嫌い」が深夜ドラマから時間を奪うなど、11のスマホユーザー行動まとめ

2018年にインタビュー調査した中で、掲載しきれなかったトピックスやユーザー行動を、ダイジェストでまとめました。

目次:
1、インスタの「#義母嫌い」が面白くてドラマが生ぬるく感じる
2、働き方改革で「残業代ダウン+時間の増加」メルカリを頑張る
3、映画の評価サイトは「気分がガッカリする」から見たくない
4、無職でお金がないからメルカリを「漫画喫茶の代わり」にする
5、デレステ総選挙で「愛するマイナーキャラ」に15万円を課金
6、インスタで価値を転換し合ってフォロワーを伸ばす女子大生
7、ビッグサイズ女子大生の「失敗しない服の通販」の買い方
8、インスタ+フリマで「インスタがコーデカタログ化」する
9、一人居酒屋で「おっさん有料レンタル」でストレス解消に
10、ベトナムの若者に「マルチや対戦系ゲーム」が流行る理由
11、目的地に向かいながら「YouTubeでスポット検索」する理由

◎1、インスタで「#義母嫌い」リアルな人間関係がドラマの面白さを超えてしまう(東京都 28歳 主婦)

インスタの「#義母嫌い」というハッシュタグを、毎日のように検索してみている。匿名の主婦アカウントが義母のエピソードを投稿しているため。

例えば、結婚して車を買おうとローンを組んだら、ローンが通らなくてなぜかと思ったら、実はお義母さんが旦那名義で借金をしていて…のような、クレイジーな義母たちのエピソードがたくさん登場する。

このせいで深夜ドラマを見ることが減った。生ぬるいドラマを見るよりも面白いと感じるため。ドラマは「またこのパターンか...」と離脱することも。匿名インスタの「リアルな人間関係」がドラマの面白さを超えた。

「#義母嫌い」のタグには、警察24時や実録なんとかのような、リアリティを含んだドラマのような面白さがある。リアルタイムに更新されていく実在感があるのも良い。実際、連休明けにはこぞって大量更新されている。

面白いと思った人はフォローする。人気になってくると身バレを気にして鍵垢化するため。タグフォローは昼にタイムラインに流れてくるのでしない。夜に布団の中でネガティブな気持ちで読みにいくのが気持ちいい。

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※紙芝居のように読む「テキスト日記」のような感じ。旦那の口座から金を抜き取る「金抜きババア」など名作が多くあるとのこと。

◎2、働き方改革による「残業代ダウン+時間の増加」でメルカリを頑張りはじめる(福島県 29歳 社会人女性)

金融系の会社で働いている。会社が「働き方改革」により業務効率化、仕事が少し減ったのはいいが、残業できない雰囲気になってしまった。

その影響で、残業代が月2万円くらい減少した。給料が減ってしまうのは困ってしまう。しかし、会社員なので大々的にアルバイトもできない。

そこで、空いた時間でメルカリを頑張りはじめた。売上は月3,000〜5,000円くらい。暇な時間で断捨離しつつ、残業代を埋めるよう努力している。

◎3、映画の評価サイトは「気分がガッカリする」YouTubeで予告動画みてワクワクしたい(東京 23歳 社会人女性 )

映画を見にいく前には、YouTubeで予告動画をみる。ワクワクしたいから。映画評価サイトは悪い評価を見ると、テンションが下がるから見ない。

映画を見にいくのを楽しみにしていて、気持ちがワクワクしているときに、悪い評論をみてガッカリした気分になりたくない。

気持ちを盛り上げるものがみたい。気持ちを台無しにしたくない。映画通の凝った評論は必要としていない。だからYouTubeの予告動画だけをみる。

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