インスタで成立する「多言語フォト検索」20代女性に聞く「2つの視点」で旅行スポットをタグ検索する理由。現地語で探す合理性
3名のスマホユーザーにインタビューしました。
目次:
1、インスタで2つの視点から探す「多言語フォト検索」
2、女子大生が「インスタなし旅行」物足りなさの正体
3、復縁求めて「電話占い」4年で200万円つかった心理
※このシリーズは定性調査を通じて、ユーザー行動や隠れたニーズを学ぶことを主目的としています。全体を正確に調査したものではありません。
◎1、インスタで成立する「多言語フォト検索」2つの視点で旅行スポットを検索する
名古屋のシバタさん(26歳 会社員)旅行好きの女性
旅行に行くときに「どこに行くか」はどう探すんですか?
インスタに「#地名」などを入れて探しています。ちなみに、海外に行くときは「日本語と現地語」の両方で探すようにしていますね。
なぜかというと、日本語のタグで探すと「外せない観光名所」が出てきて、現地語のタグで探すと「現地の流行り」が出てくるから。
例えば、デンマーク語で「コペンハーゲン」と入れたり、現地語で「レストラン」と入れたり。すると、現地のコアなレストランもみつかります。
いま、グーグル翻訳すれば単語がわかるので、それをインスタに貼りつけて検索すればいいだけですよね。
知らない言語で検索しても「インスタなら写真だからわかるじゃないか」ってことですか。
そうですそうです。写真だから言葉はわからなくても良くて。場所の名前さえわかれば、あとから住所とかは別で調べればいい。
あと、インスタって翻訳機能ついてるので、それで「現地の言葉」でも意味を汲み取れたりします。たまに変な日本語にはなったりしますけど。笑
※逆に考えると、日本に旅行にきた海外の人が「#東京レストラン」などのハッシュタグで、インスタでお店探しをするケースも、あるのかもしれない。
なるほど。おもしろいですね。
あとは、ハッシュタグで探すと、同世代のデンマーク人も出てきますよね。そのアカウントを見にいくと、現地で流行ってることもわかります。
おしゃれな伝統料理とか。流行のファッションとか。そういうのは「現地のセンスのいい人」が何をしているかをみればいい。
その人の投稿をさかのぼると、周辺スポットも投稿しているから、このルートでわたしも回ってみようかなって、探せたりするのも便利です。
気に入ったものを見つけたら、どんどんスクショして保存していきます。
ガイドブックよりインスタのほうが良いですか? インスタのほうがいい理由って何がありますかね。
インスタだとガイドブックよりも「タイムリーな場所」がわかります。
ガイドブックは遅れてるんですよ。ガイドブックも買うは買うんですけど。それをみて行くと「もうお店がなかった」ってことも結構あって。
本ってそんなすぐ出ないから。古くなっちゃうんです。だから今あるかはわからない。でもインスタなら「今日行った人」の写真が出ます。
だから、変わらない観光名所はいいけど、お店の情報は「インスタでみた方が確実だな」って思うんですよ。それは本当にいつも感じていて。
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