インスタ×ビットコインで「越境フリマ」 女子学生が海外の現地人と「限定グッズ」をインスタDMとグーグル翻訳で取引してる話
スマホユーザー3名にインタビューしました。インスタ+ビットコインを「越境フリマアプリ」のようにつかう・・・?
目次
1、インスタ+ビットコインを「越境フリマ」のようにつかう学生の話
2、10代女子がつかう「孤独型SNS」誰とも関わらないアプリのたのしさ
3、政治の情報もYouTube。ある20代がハマる3つの動画ジャンル
1、インスタ+ビットコインを「越境フリマアプリ」のようにつかっている女子学生の話。
神奈川県のセイコさん(専門学生 20歳)
普段「スマホで買い物すること」ってありますか?
はい。海外に住んでいる人に、ディズニーの限定グッズを「購入代行」してもらっています。これはインスタをつかって依頼するんですけど。
インスタでタグを検索すると、代行してくれる人がみつかるんですよ。海外の人が「いまこんなグッズ売ってます。代行も受けます」と投稿していたり。
そこから「欲しい商品」があったらDMで依頼します。わたしはアメリカとか香港のレアグッズを手に入れることが多いです。限定のダッフィーとか。
※現地の限定グッズを「購入代行してもらう」パターンと、既に持っているグッズを「フリマ的に譲ってもらう」ようなパターンがあるよう。
それは「インスタから」じゃないと買えないんですか?
うーん、ヤフオクとかメルカリでも買えなくはないんだけど、ちょっと値段が高いんですよね・・・たぶん利益を上乗せているからです。
なので、現地の人に直接お願いしたほうが安くて。インスタで代行を頼めば、元の値段に500円〜1000円くらい足した値段で送ってくれるので。
なんでかっていうと、その人自身も「ディズニー好きな人」が多いから。代行のビジネスも「趣味のついで感覚」でやっているんだと思いますよ。
ただ、最初はちょっと不安なので、1,000円くらいのものを頼んでみて。それで大丈夫そうだったら、徐々に高めのものをお願いするようにしています。
インスタのDMは「英語でやり取り」するのでしょうか。
そうです。英語しゃべれないんですけど、グッズのためにはやるしかないので(笑)グーグル翻訳つかったりしつつ、英語でメッセージを送っています。
やりとりについては「専用のサブアカウント」でやっていますね。プライベートのインスタで住所まで知られるのは、ちょっと抵抗があるので。
いままで、10万円〜20万円くらい取引したのですが、半分くらいはビットコインで支払いしました。残りの半分くらいは銀行振込です。
※転売業者などではなく「趣味+ついで感覚」でやっている人が多いため、ファン同士でつながって良心的に取引できる、ということらしい。
え、ビットコインで取引するんですか?
はい。一応「ビットコインの支払いでも大丈夫ですか?」って聞いてみて、「いいですよ〜」ってなったらビットコインで支払います。
ビットコインのほうがラクですよね。海外の手数料もかからないですし。Paypalは、わたしまだ学生ってこともあって、口座を持っていないんですよ。
ビットコインは、ポイントサイトに「GMOコイン」が載っていたので、それがキッカケでたまたま口座を持っていたんです。
だから、ビットコインをつかいこなしているかというと、そういう訳でもなくて。ただ、支払いがラクでだからつかっているだけ、という感じです。
※一人目のインタビューはここで終わりです。
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