謝礼0円で「タダ乗り」も出来る。相乗りアプリ「CREW」自分で金額を決める「感謝の気持ち」システムとアプリに込められた工夫。
一般人の車に乗せてもらう、相乗りアプリ「CREW」を、KTさん(24歳 女性)に体験レポートしてもらいました。
目次:
・相乗りアプリは「お父さんが車で迎えにくる感覚」
・0円から1万円で選ぶ。自分で決める謝礼システム
・ドライバーに聞いてみた「稼ぎ額とユーザー層」
・タクシーとの料金比較。3回利用してみた結果
・相乗りアプリ流行ると思う?どんなときに使いたい?
1、相乗りアプリCREW「お父さんが車で迎えにくる感覚」
まず、CREWの手順としては、アプリから車を呼び出すと、ドライバーがマッチングされて、自分がいる場所に10分程で来てくれます。
アプリで全部やるから、目的地を伝えなくてよかったし、現金も渡さなくてよかったし、フレンドリーな人が多かった、ってのもあって、
なんか、タクシー呼んでるってよりは、親を迎えに呼んでる感覚でした。友達に言うなら「お父さんみたいな人が車で迎えにくるアプリ」と説明します。笑
運転の要望を出せるのも、おもしろかったです。アプリで「室内温度を暖かく」とか「気さくに接して」とか、選べるようになっていました。
※現在の対象エリアは「東京エリア」のみ。時間帯は夜間(20時〜3時)。アプリでメッセージや通話もできるようになっている。
2、自分で支払額を決める「感謝料システム」
おもしろかったのが、支払いの謝礼は任意なんですよ。感謝の気持ちが「0円から1万円」まで選べて。自分でお金を決める感じでした。
支払い画面では、1,000円だと「真顔マーク」がでて、1万円にすると「笑顔マーク」がでました。中間点は5,000円だから、500円とかにしづらい。
あと、ドライブ事例検索というので「どこからどこまで」と入力すると、ほかの人がお金をどれくらい払ったか、参考にできるようになっていて。
ただ、これは「いい事例」を運営が選んでるんだろうなと思いました。ドライバーさんに聞くと「謝礼0円だった」って人も結構いたから。
※ガソリン代+システム使用料+感謝の気持ち(謝礼)が「総額」になる。この「感謝料」という投げ銭のようなモデルにより、運送自体への対価は発生しなくなり、「合法」という解釈をしているよう(参考1、参考2、参考3)
3、ドライバーに聞いた「稼ぎ額とユーザー層」
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