うつ状態の老人が元気に、LINE@がツイッター拡散など、声コミュニケーション「LINEボイスメッセージ」利用シーンと3つの特徴
LINEのボイスメッセージは、流行しているわけではありません。いまのところは、一部の人にしか使われていない「LINEのマイナー機能」というのが正しい認識になるのではないかと思います。
ただ、ボイスメッセージというコミュニケーション手法が、可能性を秘めているように感じたので、利用シーンと特徴を調べてみました。6名ほどに詳しく話を聞いたのと、ツイッターの検索をもとにまとめています。
▼①非同期性(非リアルタイム)
まず、ひとつ特徴だと感じたのは「非同期性」です。LINE通話と違って、お互いに都合の良いときに、声でやり取りすることができます。
リアルタイムの同期状態でなくても、声でメッセージを伝えられるのは、ボイスメッセージ(もしくは留守電)くらいではないでしょうか。
事例1:社会人と小学生のコミュニケーション
たとえば、ならではの使い方としては、社会人と小学生のコミュニケーションが、ボイスメッセージでやり取りしている話。
20代のアヤさんは、離れて住んでいる甥っ子(お姉ちゃんの息子)とのやり取りに、LINEのボイスメッセージを使っているそうです。
理由としては、小2の甥っ子はスマホで文字をうまく打ち込めないのと、社会人と小学生では生活リズムにずれがあり、通話もしにくいため。
LINEのボイスメッセージであれば、お互いの生活リズムが違っていても「元気?」「何してるの?」と、声を届けて会話することができます。
甥っ子から「アヤ会いたい」といったボイスメッセージが来ると、甥っ子のことが愛おしく感じて、会いに行きたくなってしまうそうです。
※ツイッターでも「子供とやり取り」している人は結構みつかります。
ここから先は
2,570字
/
7画像
アプリやプロダクトの成功事例が学べるマガジンです。プロダクトの売上やユーザー数を伸ばしたい人にオススメです。成長プロダクトのインタビュー、効果のあったマーケティング施策、事例やデータなどが中心(月に7記事ほど)多くの過去記事も5年ほど遡って読めます。クレカ決済だと初月無料なのでお試しでもぜひ。
月刊アプリマーケティング
¥2,000 / 月
初月無料
プロダクト運営について学べるマガジンです。アプリやプロダクトの売上やユーザー数を伸ばしたい人にオススメです。月に7記事ほどお届けします。