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うつ状態の老人が元気に、LINE@がツイッター拡散など、声コミュニケーション「LINEボイスメッセージ」利用シーンと3つの特徴

LINEのボイスメッセージは、流行しているわけではありません。いまのところは、一部の人にしか使われていない「LINEのマイナー機能」というのが正しい認識になるのではないかと思います。

ただ、ボイスメッセージというコミュニケーション手法が、可能性を秘めているように感じたので、利用シーンと特徴を調べてみました。6名ほどに詳しく話を聞いたのと、ツイッターの検索をもとにまとめています。

▼①非同期性(非リアルタイム)

まず、ひとつ特徴だと感じたのは「非同期性」です。LINE通話と違って、お互いに都合の良いときに、声でやり取りすることができます。

リアルタイムの同期状態でなくても、声でメッセージを伝えられるのは、ボイスメッセージ(もしくは留守電)くらいではないでしょうか。

事例1:社会人と小学生のコミュニケーション

たとえば、ならではの使い方としては、社会人と小学生のコミュニケーションが、ボイスメッセージでやり取りしている話。

20代のアヤさんは、離れて住んでいる甥っ子(お姉ちゃんの息子)とのやり取りに、LINEのボイスメッセージを使っているそうです。

理由としては、小2の甥っ子はスマホで文字をうまく打ち込めないのと、社会人と小学生では生活リズムにずれがあり、通話もしにくいため。

LINEのボイスメッセージであれば、お互いの生活リズムが違っていても「元気?」「何してるの?」と、声を届けて会話することができます。

甥っ子から「アヤ会いたい」といったボイスメッセージが来ると、甥っ子のことが愛おしく感じて、会いに行きたくなってしまうそうです。

※ツイッターでも「子供とやり取り」している人は結構みつかります。

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