国際カップルが「あつ森」バーチャルデートする理由。ゲームで会えない時間を埋めて、横並びで写真を撮れば「思い出」になる話。
2名のユーザーにインタビューしました。
目次:
1、国際カップルが「あつ森」バーチャルデート。写真で思い出つくる話
2、水着をGoogle画像検索で買った話。リモート飲み会が定着しない理由
※このシリーズは定性調査を通じて、ユーザー行動や隠れたニーズを学ぶことを主目的としています。全体を正確に調査したものではありません。
1、国際カップルが「あつ森」バーチャルデートする理由。会えない期間も写真をとれば「思い出」になる話。
※ 関西のエミさん(30代 社会人 女性)に、Switchのゲーム「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」の遊び方について、お話を伺いました。
○ LINE通話しながら「あつ森」でデート気分を味わう
韓国人の彼氏と遠距離恋愛中なのですが、2日に1回は「あつ森」を一緒にやっています。1時間くらいLINE通話しながらゲームしてます。
あつ森は、日によって「どっちかの島」に来てあそぶのですけど。2人で釣りや虫取りしたり、博物館に行ってデート気分を味わってます。
虫取りあみで頭を叩きあったり、落とし穴を仕掛けて笑ったり。和気あいあいと日常的な感じでたのしんでいますね。
スイッチは、わたしが誕生日にプレゼントしました。一緒に「あつ森」をやりたくて。抽選とか通販に張り付いて手に入れました。
○ ゲーム内で「ペアルックの服」をプレゼントする
「あつ森」って相手が飛行場からくるじゃないですか。現実ではわたし達も国際恋愛なので、空港で会って別れる感じが似てるんですよ。
なので「○○さんが到着します」みたいに降りてくるときは、今日はどんな服装して来るんだろうって、ワクワクした気持ちになります。
この前は、彼がペアルックの服をプレゼントしてくれて、お揃いの帽子とTシャツを着て遊びました。韓国人ってペアルックしたがりなんです。
最後に彼氏に会ったのは1月。遠距離恋愛でこの状況だと簡単に会えなくて…。本当なら4月に京都に旅行も行くはずでした。
○ ゲーム内でも写真を撮れば「思い出になる」
このまえは「流れ星の日」に写真を撮りました。わたしの島に流れ星が流れていたので、2人で横に並んで星が流れた瞬間に写真を撮って。
写真を撮って見返せば「思い出」になるじゃないですか。あの時期は会えなかったけどゲームしてたなって、思い出に残るかなって。
いま会えないから「並んだ写真」が撮れないんですよ。お互いの写真は送れる、ビデオ通話で顔も見える、でも一緒に写真は撮れない。
私達カップルは、付き合ったのもコロナ直前で「2人の写真」がほとんどない。なのでゲームの中だけでも一緒にデートして写真におさめています。
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