高校教材の「回答集だけ」がメルカリで売れる理由。女子大生が語るフリマアプリで売れちゃう意外なモノたち。
スマホユーザー2名にインタビューしました。
<目次>
1、フリマアプリをつかいこなす女子大生が語る、高校教材の「回答集だけ」や受験時期の「赤本」がメルカリで売れる理由。
2、「勉強×ゲーミフィケーション」の要素も。勉強SNSアプリ「スタディプラス」勉強モチベーションにつながるコミュニティの話。
3、インスタの「読書文化」ひっそりと流行。とある女性がインスタをはじめて「読書量」が5倍になったワケ。
1、フリマアプリをつかいこなす女子大生が語る、高校教材の「回答集だけ」や受験時期の「赤本」がメルカリで売れる理由。
一人目は、山梨県のミヤコさん(19歳 大学生)
「よくつかっているアプリ」をおしえてください。
フリマアプリの「メルカリ」をよくつかいます。買うこともありますけど、売るほうが楽しいですね。いままでに、3万円分くらいは売りました。
どんなモノを売っているんですか?
いろいろあります。たとえば、高校でつかう問題集の「回答集」を売りました。
学校でつかう問題集って、先生がわざと「回答集」を抜いて配ることがあって。それは、生徒が先に「答え」を見てしまわないようにするために。
だから「回答集だけ」でも出品すると売れるんですよ。他の学校の人たちや、下の学年の子たちが「答え」を見たくて買ってくれるからです。
その「回答集」さえあれば、宿題も簡単に終わるし、授業中に当てられて困る心配もない...。あまり良いことではないけど、やっぱり手に入れたい。
実は、わたしも「回答集」メルカリで買いました。それをスマホで画像化して、クラスのLINEグループに回したりもしていましたね。
想定外の回答でした。他にどんなモノを売りましたか?
大学受験のときに「赤本」を買ってから売りました。
受験の最初のほうって、けっこう安く「赤本」が売っているんですけど。それを入試時期の直前に出品すると、すごく高く売れるんですよね。
それは入試前に「赤本」を焦ってさがしている人がいるから。ほんとに「もういくらでも買います!」みたいな人もいるくらいで。
実際に、メルカリで500円で買った赤本が、1,000円で売れたりもしました。なぜかブックオフで売ると、何十円にしかならないんですけど。笑
でも、これは狙ってやったわけじゃなくて。わたし受験が早く終わってしまって、それで「赤本」を出品したら高く売れたという感じですね。
なるほど。
逆に「買う側」としては、大学に入ってから「教科書」をメルカリで買うようになりました。ひとつ上の先輩とかが、出品してることがあるから。
大学の生協とかアマゾンで買っちゃう前に、まずはメルカリで検索する。それで「安く出品されていないか」をチェックするんですよ。
大学の教科書って、高いもので3,000円くらいするんですけど、メルカリなら800円で買えることもあるし、安く買えたらラッキーじゃないですか。
それで、授業が終わったら、またメルカリで売ればいいんです。だから、そのときのことも考えて、書き込みしないでキレイにつかっています。
フリマアプリ、つかいこなしてますね。
なんていうか「何でも出品してみると、意外に売れちゃう」って感じですよ。高校の制服の「襟カバー」でさえも、わりとすぐ売れてしまって。
用途がなんなのかわからないですけど、こんなの買う人もいるんだなと思いました。まあ、売れればいいかということで、売ってしまいましたけど。
メルカリで「売った金額」は、またメルカリでつかうんですか?
そうです、メルカリでつかいます。メルカリで売った分を貯めておけば、コンビニまで支払いにいかなくていいし、支払い手数料もかからないので。
別に、現金化してもいいんですけど、引き出すのもめんどくさいですし、どうせメルカリで買い物するから、そのままにしちゃっていますね。
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2、「勉強×ゲーミフィケーション」の要素も。勉強SNSアプリ「スタディプラス」勉強モチベーションにつながる勉強コミュニティの話。
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