アレクサで「子どもの見守り」お母さんをクラウド化して安心を得ている家庭のニーズ。リビングとスマホを「半常時接続」しておくと親子コミュニケーションも増える話。
2名のスマホユーザーにインタビューしました。
1、アレクサで「子どもの見守り」お母さんをクラウド化して安心を得ている家庭のニーズの話。
2、YouTubeで「フライトのフル動画」を3時間ずっと見続けて、飛行機の搭乗体験をシミュレーションする女性の話。
※このシリーズは定性調査を通じて、ユーザー行動や隠れたニーズを学ぶことを主目的としています。全体を正確に調査したものではありません。
◎1、アレクサで「子どもの見守り」お母さんをクラウド化して安心を得ている家庭のニーズ
※埼玉県のケイコさん(30代 女性)
お子さんが「スマートスピーカー」をつかいこなしてるそうですが本当ですか?
アレクサを「子どもの見守り」につかっていて、小学二年生(8歳)の息子もアレクサを使いこなしています。
わたしが便利だと思うのは、スマホからアレクサのカメラをONにすると、遠くから「そこにいるか」を確認できる機能です。
とくに、朝わたしが仕事に行くとき「子どもより先」に、家を出ることがあって、そのときに外出先から「見守り」ができるんです。
音声アナウンスもできるので、学校の時間なのにテレビに夢中だったら、「もう学校に行く時間だよ!」と気づかせることもできます。
ほかには「どんな機能」をつかっていますか。
ビデオ通話もついていて、子どもから「アレクサ、ママにつないで」というと発信されてきて、わたしに話しかけることもできます。
たとえば、学校から帰ってきたときに、テストが良い点だったら「テスト100点取ったよ」みたいに、ビデオ通話で見せてきたりします。笑
すると、わたしも家に帰ったことがわかって安心ですし、子ども側も一人で寂しくないですし、お互いに安心なのかなと思っています。
キッズケータイだと、子どもが応答しないとつかえないのですが、アレクサなら子どもが応答しなくても映せるのも良いですね。
※実際に設置されている様子。テレビの前に設置してリビングが見渡せるようにしているとのこと。厳密な商品名は「Amazon Echo Spot」です。
おもしろいですね。ほかには何の機能をつかっていますか。
メッセージ機能もつかいます。たとえば、子どもが「ママどこにいるの?」とアレクサに話しかけると、わたしのスマホにメッセージが届きます。
それを、わたしが文字で返信すると、アレクサがピコンと鳴って「メッセージを読んで」というと、アレクサが子どもに読み上げます。
パパとママを設定しておけば、子どもが「パパにメッセージ送って」「ママにメッセージ送って」と言うと、ちゃんと出し分けもできますね。
パパには「パパ今日はやく帰ってくる?」など送っています。アレクサから直接パパに聞けるので、わたしが中継しなくて良くて楽です。
子どものアレクサの使い方で「驚いたもの」はありますか。
アレクサを「宿題」につかってたことです。難しい算数の問題を「アレクサ、何+何は?」と聞いて、宿題を終わらせようとしていて。
まさかそんな風に使うと思わなかったのですが、それはやめさせたことがあります。何を聞いても答えてくれるものだと思っているんでしょうね。
ここから先は
月刊アプリマーケティング
プロダクト運営について学べるマガジンです。アプリやプロダクトの売上やユーザー数を伸ばしたい人にオススメです。月に7記事ほどお届けします。