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「親が子どもを登録」して結婚相手を探す、インドのマッチングアプリの話と、インド結婚文化や普及アプリをインド在住者に聞く

インド在住の日本人 Yさん(20代 女性)に話を聞きました。インドのマッチングアプリの話や、インドで普及する医療やお使いアプリなど。

目次:
・インドのマッチングアプリ「親が子を登録できる」
・インドで婚約してみてわかった「インドの結婚事情」
・インドのなんでも頼める「お使いアプリ」の話
・インドのAI問診して薬もすぐ届く「医療アプリ」の話

※このシリーズは定性調査を通じて、ユーザー行動や隠れたニーズを学ぶことを主目的としています。全体を正確に調査したものではありません。

◼︎インドのマッチングアプリ「親が子を登録できる」

インドでは「ふさわしい結婚相手」を探すツールとして、「Shaadi.com」というマッチングアプリ(WEB版もある)がつかわれています。

日本のアプリと決定的に違うのは、本人が登録してつかうだけではなくて「親や兄弟」が代わりに子どもを登録できるところです。

なぜかというと、インドでは「子どもの結婚相手を親が探す」というのがよくある普通のことだから、マッチングアプリもそうなっています。

わたしも利用したことがありますが、肌感的には「本人 30%:親 40%:兄弟 30%」くらいの比率で、本人じゃない人が登録していました。

※本人ではない人が登録している場合は、プロフィールで「親や兄弟が登録している」ということがわかるようになっているそう。

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友人が「Shaadi.com」に登録したときも、親からガンガン連絡が来て、真剣すぎて気軽にメッセージも返せなかったと言っていました。

わたしの彼氏も「妹のアカウント」をつくって、結婚相手の候補を探していたりもします。みんな真剣に相手を探しているんです。

なので、インドでは子どもが知らないうちに、親や兄弟にマッチングアプリに登録されている、ということも普通に起こりますね。

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インドで結婚相手を探すときは、どのカーストに属していて、どこの出身で学歴がかけ離れていないか、そうしたところが重視されます。

なので、容姿やフィーリングは完全に二の次で、どちらかというと親同士で商談するような感じで、条件を絞って進めることも多いです。

「Shaadi.com」は無料でも使えますが月額プランだと、送れるメッセージ数が無制限になったり、電話番号を見られる数が増えます。

インド人は日本人よりわりとすぐ電話しますね。個人情報に対する意識もゆるくて、相手の電話番号に直接連絡するのも躊躇しません。

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※「Shaadi.com」の月額プラン表(月額2,000円くらい〜) インドの大卒の初任給が平均4〜5万円くらいだそうなので、インド人の体感値的には「日本人が考える月額2,000円」よりもずっと高いと思われる。

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