わたしは「承認欲求のカタマリ」出会いアプリを転々として「ほめ言葉」を浴びつづける10代女子の欲望。
スマホユーザーにインタビューしました。
<目次>
1、わたしは「承認欲求のカタマリ」出会いアプリを転々として「ほめ言葉」を浴びつづける10代女子の欲望
2、実際に1週間で5〜6件もの応募があった、ツイッターでの「パパ活アカ」のつくり方
1、出会いアプリを転々として「ほめ言葉」を浴びつづける10代女子の欲望と「パパ活アカ」のつくり方。
一人目は、神奈川県のマルコさん(19歳)
「よくつかっているアプリ」を教えてください。
すこし前ですけど「出会い系アプリ」をよくつかっていました。今まで、つかったことがあるのは、YYC、Tinder、ペアーズとかです。
なんで「出会い系アプリ」をつかうかっていうと、承認欲求が満たされるからですよ。とにかく、男の人が褒めちぎってくれるのがたまらない。
そういう使い方は、仲良い友達に言ってもドン引きされますし、親にも絶対に絶対にいえないんですけど、わたしはそこにハマってしまった。
もともと、ポイントがもらえるアプリから、なんとなく「出会い系アプリ」をダウンロードしたのが、やりはじめたキッカケでしたね…。
「褒めちぎってくれる」とはどういうことですか?
若い女の子って「出会いアプリ」に登録するだけで、たくさんメッセージがくるんですよ、ずーっと放っておくと数百通溜まったりするくらい。
そこで「ほんとかわいいね」「かわいいから連絡しちゃった」みたいな、現実世界では言ってもらえないことを、いっぱい言ってもらえるのが良い。
わたし、リアルでは「お笑い系キャラ」みたいなノリなので、あんまりそうやって女の子として、褒めてもらえることがないんですよ…。
「女の子として褒めてもらえる」のがうれしくて、出会いアプリをやっているってことですね。
そうです。だから、基本は「メッセージで褒めてもらう」のが目的で。やり取りが進んできてめんどうになると、アプリを消しちゃうんですよ。
それで、どんどん次のアプリにいくんです。アプリのアカウントを消して、また次のアプリでアカウントをつくる。そうやって、アプリを転々として。
ほんと自分のこと「承認欲求のカタマリだな」って思いますね。メッセージくれた男性のみなさんには、なんだか申し訳ないなとは思います。
でも言ってみれば、みんなが「インスタで”いいね”をもらうため」にどこかに行くのと、そう変わらないのかなと思ったりもします。
そうやって言うと「オマエは倫理観がない」って友達によく怒られます...。笑
そこから「実際に会ったり」はしないんですか。
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