コマA_seisyo__42_

メルカリで「赤ペン添削」地方学生が月5万円を稼ぐ。浪人生のクチコミなどで「お客さん100人超え」添削サービスがウケた理由

2名のスマホユーザーにインタビューしました。

目次:
・メルカリで「赤ペン添削」月5万円を稼いでいる大学生
・依頼者は「宅浪生」が多い。顧客は述べ100名を超える
・受験勉強における「解説や添削サービス」が売れた理由
・親バレを回避する「ステルス通販」短大生が行う背景
・メルカリが通販サイトより「安全だ」と感じるワケ

※このシリーズは定性調査を通じて、ユーザー行動や隠れたニーズを学ぶことを主目的としています。全体を正確に調査したものではありません。

1、メルカリで「赤ペン添削・過去問解説」を出品。地方の大学生が月に5万円を稼いでいる話

タケさん (鹿児島 大学生 19歳)

画像1

よくつかっているアプリを教えてください。

メルカリですね。大学の「過去問の解説」を受験生に売っています。自分で問題を解いてみて、解説を手書きでつくって、手紙と一緒に送っていて。

あと、希望者には「添削サービス」も提供しています。回答用紙を送ってもらって、そこに僕が赤ペンで書き込みして、それを返送してるんです。

もともとは、メルカリで参考書を売っていたのですが、こういうことをやればお金になるんじゃないか、と考えて3月からやり始めました。

画像2

月にどれくらい稼げていますか?

はじめは、月2,000円しか稼げなかったのですが、だんだんリピーターも増えてきて、いまは月5万円くらい稼げるようになりました。

売上の7割くらいが「回答の添削」、3割くらいが「過去問の解説」という感じです。想像以上に「添削のニーズ」があったのかなと感じます。

添削の料金は、過去問1年分につき、1教科500円〜800円程です。最初はもっと高めだったのですが全然売れなくて。この値段に落ち着きました。

普通にバイトするよりは全然いいです。鹿児島だと家庭教師の仕事も少ないので。自分は東大志望だったのでその経験が役立っています。

お客さんは「どういう人」が多いと感じますか?

塾には行かないで、自宅で勉強している「在宅浪人」の方が多いですね。浪人生仲間で拡散してもらえたことで、お客さんも増えてきていて。

お客さんの数は、述べ100人は超えていますが、リピーターの方も20人ほどいて。いま売上のほとんどがリピーターからになっています。

あと、よく依頼してくれる学生の方は「メルカリでものを売ったお金で添削をお願いしてる」と言っていました。笑

画像3

なぜ「解説や添削サービス」が売れたと思いますか?

ここから先は

1,576字 / 5画像
アプリやプロダクトの成功事例が学べるマガジンです。プロダクトの売上やユーザー数を伸ばしたい人にオススメです。成長プロダクトのインタビュー、効果のあったマーケティング施策、事例やデータなどが中心(月に7記事ほど)多くの過去記事も5年ほど遡って読めます。クレカ決済だと初月無料なのでお試しでもぜひ。

月刊アプリマーケティング

¥2,000 / 月 初月無料

プロダクト運営について学べるマガジンです。アプリやプロダクトの売上やユーザー数を伸ばしたい人にオススメです。月に7記事ほどお届けします。