「推理力(≒理解力)の低い人」にとってのわかりやすい文章。接続語で文と文の関係性を説明すること。

わかりやすい文章って一体なんだろう?と、いろいろ本を読んでいたところ、おもしろい実験があったのでメモ。

「理解力の低い人」には、文章構造をきちんと説明してあげると良い、という話。

たとえば、こんな文章があったとする。

A「このネコは小さな首輪をつけている。つまり、飼い主がどこかにいるということだ。それなら、すぐに飼い主を探さないといけない。しかし、今日は台風なので外に出られない。それでも、飼い主の気持ちを考えると、居ても立っても居られない」

B「このネコは小さな首輪をつけている。飼い主がどこかにいるということだ。すぐに飼い主を探さないといけない。今日は台風なので外に出られない。飼い主の気持ちを考えると、居ても立っても居られない」

AもBもほぼ同じ文章で、5つの短い文の集まりです。Aのほうには「つまり」「それなら」など、文と文の接続関係をあらわす言葉がついている。

このAとBを「推理能力の高い人」と「推理能力の低い人」に読ませた場合、

「推理能力の低い学生」はB(接続語がついてない)からは、知識をうまく摂取できない。つまり文章がうまく理解できない。

A(接続語がついてる)からは、うまく文章内容を理解できる結果となった。

「推理能力の低い学生」は文と文のつながりを理解することができない。なので、接続語を正しく含んだ文章を与えることで、「文と文の関係を推理する負担」を減らしてあげるのがよい、という結果になったと。

(なお「推理能力の高い学生」は接続語がないほうのBのほうが理解を促進する結果になったのも、なんとも興味深い)

まとめると、

・「推理能力(理解力)の低い人」は、文と文の関係性をうまく読み取れないので、丁寧に文章の構造を伝えてあげるのが◎

・「推理能力(理解力)の高い人」にとっては、わざわざ読めばわかる接続語はないほうが○

ということらしい。これはいろんなことに応用できそう。

参考「文章理解の心理学」

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