人気商品「カレーメシ」は佐藤可士和の魔法でよみがえった商品だった。
日経MJ5/12にカレーメシの記事がのっていた。
・「カレーメシ」は実は新商品ではなくて、リニューアル商品だった。
・当初「カップカレーライス」という名前で売られていたが、「カレーライス」じゃないと批判をうけ、ネーミングとコンセプトをリニューアルした。
ヨシダソースの創業者の本で「チャイニーズソース」というパイナップルを配合したソースを売り出したらまったく売れず大失敗したけど、商品の中身はほぼ変えずに、「ハワイアンバーベキューソース」としてトロピカルなラベルに張り替えたら大ヒットした。という話を思い出した。
なお、現代広告の父、デビッド・オグルヴィの「ある製品の販売を増大させるベストの方法は、その製品を改良することだ」という言葉もあわせて紹介されていた。
「なるほど、そうだったのか〜」とおもってググってみたら、こんな記事を見つけた。佐藤可士和プロデュースだった。
・日清がカップカレーライスをわずか半年で見直し 「カレーメシ」に改称し4月リニューアル
つまり整理すると、こうだ。
2010年に「カップヌードルごはん」を発売し人気に。
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その流れで、2013年9月に「カップカレーライス」を発売。
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「これ、カレーライスじゃないじゃないか!」とツッコミが入る。
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2014年4月に「カレーメシ」にリニューアル。(佐藤可士和プロデュース)
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大人気商品に。
グーグルトレンドで「カレーメシ」と「カップカレーライス」を比較してみても、断然「カレーメシ」が話題になっていることがわかる。
佐藤可士和さんのデザインしたセブンのコーヒーサーバーが、シールをべたべた貼られてめちゃくちゃにされている。みたいな話のイメージが強かったけど、すごい人なんだね!