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AppStoreには毎月6万アプリ増えているが、約80%が「ゾンビアプリ」らしい。

adjustというドイツのアプリ調査会社がだしているレポートがおもしろかったのでメモ。

AppStoreには毎月60,000アプリ増えている。

App Storeでは1,252,777のアプリが入手可能であり、毎月6万ものアプリが追加されている。2013年は453,902のアプリが公開された。

上記のグラフを見てみるとわかるが、2014年に突入して、さらにアプリの数は増えている。増えているのはiPhone専用アプリのように見える。特にiPad専用アプリは数的にはぜんぜん増えてないな。ちなみに2014年は57.8万以上のアプリがAppStoreに追加される見込みとのこと。

AppStoreアプリの約80%は「ゾンビアプリ」

ユーザーの目に止まらないアプリを「ゾンビアプリ」と名づけた。ここ2年で毎月ゾンビアプリ率は増え続けている。2014年7月は1,197,087アプリのうち、953,387アプリ(79.6%)がゾンビアプリと認定。

ゾンビというのは「生きているのか死んでるのかわからん」みたいな意味のようだ。ゾンビアプリではないアプリの条件は「測定日の3日間のうち2日はAppStoreの39,171のランキングにランクインしている」とのことで、けっこう厳しめだが、競争が激しくなっているというのは間違いないということだ。39,171のランキングというのは「世界各国AppStore数×ランキング150位×カテゴリ数」みたいな計算かと思われる。

25%のアプリはもうこの世にいない「死亡アプリ」

過去6年間に公開されてきた全1,601,413アプリのうちの25%(350,000アプリ)はApp Storeから登録削除されている。このようなアプリを『死亡アプリ』と呼ぶ。


「死亡アプリ」のカテゴリ別の率。パターンとしては1)Appleにリジェクトされる、2)自分でアプリを消すがあるとは思うが、つまりカテゴリ別の生存率。死亡アプリ"率"が高いのはユーティリティ(24.9%)、ブック(27%)、エンタメ(25%)だそうだ。これがそのままイコール競争率ということではないとはおもう。


上記は死亡アプリ率を棒グラフにしたもの。"量"でいうとゲームは多産多死ということだ。なおアプリの酷評レビューとアプリの取り下げに関しては相関がないそうだ。

レポート見たい方は以下よりどうぞ。

参照:https://www.adjust.com/assets/downloads/AppleAppStore_Report2014.pdf

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