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15万記事を分析してわかった、クリック率を20%高める「記事タイトル」3つの法則とは?

Outbrainという会社の「WEBコンテンツの見出し(タイトル)」について、15万記事を調査したデータが、おもしろかったので簡単にメモ。

1)8ワードのタイトルがクリック率が最高に。

記事タイトルの長さとしては、8ワード(英語で)のものが一番クリック率が高かった。平均よりも21%高かった。

2)サムネイル画像を入れるとクリック率+27%

ほとんどのメディアはやっている気がするが、サムネイル画像を記事タイトルに加えると、クリック率を27%も高めることができる。

たぶん、ソーシャルのOGP画像とかもそうだし、あとはスマートニュースとかにも、多かれ少なかれ、当てはまる話だと思われる。

3)偶数よりも奇数のほうが20%も吸引力がある

偶数よりも奇数のほうがクリック率が20%も高まる。たとえば「デザイン上達8のコツ」よりも「デザイン上達7のコツ」にすべきだと。

感覚的には「3・5・7」あたりの数値が、なんとなく吸引力があるのは、わかるような気がするが、理由はよくわからない。

参考までに数学者のベロスさんという人の意見。「2で割れない数値には、個性を感じて魅力的に思えてしまう」のだとか。

人間の脳は、数字を見ると2で割りたくなってしまうものなのです。奇数だとこれができないので、そこに個性を感じ、魅力的だと感じるのです。

参考:http://suzie-news.jp/archives/9523

おまけ)疑問系で終えるとクリック率が2倍になる。

みんなに興味をもってもらうには、疑問系「?」で終わるタイトルにしたほうがいい。これは「疑問」と対になるのが「回答」であり、相手に疑問として認識させると、「回答を知りたくなるから」じゃないだろうか。クイズ番組とかで、いい感じの問題がでてきて、CMに突入するのと一緒かな?

※このnoteの記事タイトルも、この調査データにもとづいて、つけてみました。あえて「4つの法則」でなく「3つの法則(+おまけ)」にした。

参考:https://www.theguardian.com/media-network-outbrain-partner-zone/5-tips-headline-click-through-rate

追記(12/22 10:43) ちょっと関連する日本のデータで、ヤフースマホ版トップの「タップされやすい記事タイトル」を分析した記事を見かけました。

ざっくりポイントとしては
・サムネイル画像はつけたほうがいい(タップ数が最大3.6倍に)
・文字数は30〜40文字くらいが一番タップされた

とのこと↓