スマホがテレビのビジネスモデルを変えてしまう?Appleの特許から見る「スマホ決済×テレビのスクリーン化」
Appleが最近取得した特許(2011年に申請し、最近取得したらしい)が興味深いのでメモ。
メインスクリーン(テレビ)を見ていると、セカンドスクリーン(スマホやタブレット)には、その映像に関連する商品(俳優、サントラ、衣装やグッズなど)の広告などがリアルタイムで配信されるというもの。
例えば、iTuneで「アナと雪の女王」をダウンロードして、AppleTVをつかってテレビ画面で「アナと雪の女王」を見ているときに、
スマホにはそのシーンにあわせた広告が配信されるような感じ、キャラが来ている服とか、歌が流れた時にはサウンドトラックの広告がでたりかな?
※画像は特許画像を加工し日本語訳をつけたものです。
「ドラマ×物販」のビジネスモデルが伸びるかもしれない
人気の芸能人やモデルがでているドラマとかなら、着ている洋服とかすごい売れるんじゃない?これが実現するとテレビドラマのマネタイズに、物販が加わるのかもしれない。(これでテレビCMがカットされてもOKなビジネスモデルがつくれたら強いよね)
※画像は特許画像を加工し日本語訳をつけたものです。
プロダクト・プレイスメントについても記載があって「いまのプロダクト・プレイスメントでは購買を誘発することは難しい」という主張が書かれている。
「例えば、視聴者が(ドラマなどで)あるシーンのカーテンを見て『素敵だな。でも高すぎてとても買えないだろうな』と思ったとする。この視聴者は『実はこのカーテンは手の届く価格の商品だ』ということに気づけない」とも書かれている。
テレビがメインスクリーン(AppleTVやChrome castも含め)で、セカンドスクリーンであるスマホで決済っていうのは自然だ。
テレビはテレビ番組を垂れ流す機械ではなく、スマホからコンテンツを映す巨大なスクリーンになっていくのだろうか。