任天堂のスマホゲーム年間350億円を稼ぐ(2018世界)。主力はFEHの230億円、ドラガリ58億円、ポケ森48億円、マリオラン10億円
調査会社のSensorTowerが、任天堂のスマホゲームのアプリ収益データを、出していたので簡単にメモしておきます。
任天堂スマホゲームの年間収益(2018 世界)ざっくり
・ファイアーエムブレム ヒーローズ 230億円(2.3億ドル)
・ドラガリアロスト 58億円(5,840万ドル)
・どうぶつの森 ポケットキャンプ 48億円(4,880万ドル)
・スーパーマリオ ラン10億円ちょい (1,000万ドル+)
2018年、任天堂のスマホゲームは、累計348億円(3.48億ドル)の収益をあげた(※ここに「ポケモンGO」は含まれていません)
FEH
主力としては、完全にファイアーエムブレム ヒーローズ(FEH)で、世界で230億円(2.3億ドル)の収益を稼ぎ出した。全体の66%を占める。
なお、FEHは2017.2月リリースからの、累計収益は約500億円(4.87億ドル)に到達している。
ドラガリアロスト
ドラガリアロスト(サイゲームス×任天堂)は、2018.9月末のリリースから58億円(5,840万ドル)の収益をあげた。収益の66%は日本ユーザー。おおよそ月20億円ペースで収益をあげていることになる。
どうぶつの森 ポケットキャンプ
どうぶつの森 ポケットキャンプは、2018年は48億円(4,880万ドル)の収益をあげた。ただ、2017.11月は月収益8.5億円(810万ドル)だったのが、2018.11月は月収益4.5億円(450万ドル)と収益的には落ち着きつつある。
ポケ森は、2017.11月末リリースなので、おおよそ月4億円くらいのペースで収益をあげていることに。
マリオラン
マリオランは、2018年は10億円ちょっと(1,000万ドル+)の収益に。売り切りアプリということもあり、年間収益は「2017年の1/3程度」となった。
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番外編)ポケモンGO
上記収益に含まれない「ポケモンGO」はどうだったかというと、同じくSensorTower調査によると、2018年は約800億円(7.95億ドル)を稼いだ。
収益の軸としては、アメリカの262億円(2.62億ドル)全体の33%と、日本の239億円(2.39億ドル)全体の30%、の2つの国が6割を占める。
ポケモンの交換機能の実装などにより、1日あたりの平均収益は2017年と比べて1.3倍に増加。まだまだ勢いは失われていない(PvP対戦も最近実装)
なお「ポケモンGO」は累計だと約2,200億円の収益をあげている。
参照1:Nintendo's Mobile Revenue Reached $348 Million in 2018, Led by Fire Emblem Heroes
https://sensortower.com/blog/nintendo-mobile-revenue-2018
参照2:Pokémon GO Caught Nearly $800 Million in Global Revenue Last Year, Growing 35% Over 2017
https://sensortower.com/blog/pokemon-go-revenue-december-2018
※あくまで調査会社による推計値なのでご参考までです。
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