ベトナムのエンジニアは日本語がしゃべれると給料5割増しになる。
日経産業新聞8/27にベトナムのアプリ開発の話がのってたのでメモ。よくカジュアルゲームとかだしているバイタリフィさんのベトナム拠点バイタリフィアジアなどの話ものってた。
ベトナムの開発会社では日本語を話せると給料が5割上がる。
・ベトナムの一般労働者は月給3-4万円、ホワイトカラー6-7万円
・しかしソフト技術者は入社3年もたてば月給10万円を超える。
・日本語を話せると、さらに給料が5割上がる。
・日本向けのソフト開発が人材募集すると定員の20倍の応募がくる。そのなかから上位5%を採用する。(byエボラブルアジアの吉村さん)
それだけ日本の案件が単価も高いので、日本語しゃべれる人材に対してもインセンティブを与えられるんだろうな。エンジニアが日本で言う弁護士とか医者みたいなポジションなんだろうな。
バイタリフィアジアで開発している、ユアゴルフオンラインのスコアアプリ
ベトナムの大手IT企業は日本市場を狙い成長中。
ベトナムIT最大手「FPT」会長のチュオンザービン氏の話。
・海外のソフト受託の5割以上は日本向け。
・いま3,000人強の日本向け技術者を2020年までに10,000人に増やす。
・来年からはベトナム技術者を日本に送り込んで、日本語を学ばせる。
・ベトナムは人口の65%が35歳以下、日本の人手不足を補える。
こういう環境だと日本語を勝手にみんな覚えるんだろうね、日本も英語が話せたら給料1.5倍とかだったら、みんな英語覚えるんだろうな。国内で事足りてしまうからそうはならないけれど。
あと数年とかたって、クラウドソーシングと機械翻訳で言語の壁がうすくなってしまったら、国内の開発会社だったりWEB制作の受託会社は、けっこう厳しくなってしまうんだろうな。付加価値を提供できる会社は変わらないだろうけど。