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「たった1回しか起動されないアプリ」は25%に。そして「プッシュ通知」はユーザーの継続率アップにとても有効。

Localyticsさんのブログにおもしろい記事があったので、ざっとメモ。アプリの継続率(リテンション)のお話。

「アプリが1回しか起動されない率」が増えている?

まず以下はアプリのリテンション(どのくらい継続するか)についてまとめたグラフ。これは日本じゃなくてグローバルです。

このグラフのポイントは2点。

1、「アプリが1回しか起動されない率」が2015年に入って25%に増えていること(前年は20%だった)
2、「11回以上アプリが起動される率」の割合は34 %に下がっていること(前年は39%だった)

一言でいうと「ひとつのアプリを起動する回数が減っている」ということです。

※「横軸」の1〜10の数字はアプリの起動回数。
※「縦軸」はユーザーの割合。

じゃあ国別で見るとどうなのか?

つづいて国別にブレイクダウンしてみるとどうなの?ということで調べてみたのが以下のグラフとのこと。

「アメリカ」に絞ってみるとグローバルでの結果と逆でしたと。「1回しかつかわれない率」は減っていて、「11回以上つかわれる率」が増えてる。

そして「中国」に絞ってみると「1回しか使われない率」が急増していて、「11回以上つかう率」が激減していると。

要因としては「スマホユーザーの急増(ストレージの少ないAndroid端末の広がり)」「中国人はそもそもアプリ滞在時間も短い」などが書かれている。

とくに端末スペックは、アプリのリテンションにも大きく関係してくるようで。以下は中国でiPhone6とiPhone(その他)のリテンションを比較した図。

明らかにiPhone6をつかっている人のほうが、アプリのリテンション率が高い。ということで「端末のストレージやスペック」というのが一因らしい。

「iPhone6をこの段階で手に入れられている富裕層?(通信環境も良かったり?)」とかも関係あるのかもしれないですが、どうなんでしょう。

まとめると

まとめるとこういうことのようです。データが出てないのでわからないですが、たぶん日本は米国に近いんじゃないでしょうか。

端末スペックがリテンションに影響するケースがある(例えば古いAndroidとか)というのは頭に入れておいてもいいのかなという気がします。

「プッシュ通知」を許可したユーザはアプリを長く使う

もうひとつ「プッシュ通知」と「リテンション」の関係性を示したデータも公開されていた。

こちらがアメリカのデータ。灰色が「プッシュ通知を許可してない人のリテンション」、オレンジが「プッシュを許可した人のリテンション」

明らかに「プッシュを許可したユーザー」が長くつかっているのがわかる。つまりプッシュ通知は有効だよね、と。

【プッシュを許可した場合】
・1回しかアプリがつかわれない率 11%
・11回以上アプリがつかわれる率 56%

【プッシュを許可していない場合】
・1回しかアプリがつかわれない率 25%
・11回以上アプリがつかわれる率 37%

こちらは中国のデータ、傾向としてはほとんど一緒。

【プッシュを許可したユーザー】
・1回しかアプリがつかわれない率 20%
・11回以上アプリがつかわれる率 35%

【プッシュを許可していないユーザー】
・1回しかアプリがつかわれない率 43%
・11回以上アプリがつかわれる率 15%

そういえば、BrainWarsでは「プッシュ通知ONにしとくと便利だよ!」というナビをだしたあとに「プッシュ通知の許可」のポップアップをだしていたけど、こういう工夫が地味にユーザーの継続率アップに有効なんでしょうね。

そもそも「プッシュ通知ON」にしたくなるような、便利なアプリをつくれよ、っていうのが本質なんだとはおもいますが。

すごいざっと書いたので、詳細をじっくりみたい方は、以下の原文をよんでみてください。

参照:APP USER RETENTION IMPROVES IN THE U.S., BUT DECLINES INTERNATIONALLY http://info.localytics.com/blog/app-user-retention-improves-in-the-us

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