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「チケットと物販で半々、1ユーザーあたりの課金額も高い」アニメや漫画原作の「2.5次元市場」が熱い。

日経MJ4/24に「2.5次元市場」の記事がのっていたのでメモ。

「2.5次元」というのはマンガなどを題材にしたミュージカルなどのこと。アニメの声優(キャラのなかの人)がライブを行うケースもある。

テニスの王子様のミュージカル(通称テニミュ)の上演回数は数千回を超え、今年3月には累計200万人を突破した。

海外でも、イギリスの動画配信サイトなどで配信されていて、マンガの原作よりも人気が高かったりするらしい。

ビジネスモデルは「チケット+物販」

マーベラスの中山会長によると「チケットと物販で収益は半々」とのこと。

つまり、テニミュは5,800円のチケットなので、グッズで平均5000円くらいつかう人が多いと。グッズについては、出演者の生写真(350円)やパンフレット(1500円)が飛ぶように売れているらしい。

たしか、ディズニーランドのビジネスモデルが「チケット40%・グッズ40%・飲食20%」だから、それにちょっと似ているのかなと思った。

1ユーザーが継続して課金するモデル。

また、中山会長いわく

「2.5次元ミュージカルで8000人集めるのは難しいが、800人を10回集めるほうが得策」「1人の観客がたくさんのグッズを繰り返し買っていく」

とのことで、少数のユーザーが、長期間で高い課金率を維持することで、成立している。

そして、同じテニミュでも、ファンにとってもは東京講演と福岡講演は別物らしい。俳優の演技力・歌唱力の成長さえもコンテンツの一部になっているというところは、アイドルとかのライブビジネスっぽい。