アニマックスの新サービス登場____ANIMAX

ケーブルテレビはスマホに食われ、視聴率1位は「時代劇専門チャンネル」。アニマックス社長が語るケーブルテレビの実情。

日経MJ 4/13にアニメ放送チャンネル「アニマックス」社長の滝山雅夫さんのインタビューがのっていたので簡単にメモ。

・国内の市場規模はWOWWOWも入れて1200万世帯。アニマックスの加入者数は870万世帯。ケーブルテレビ視聴者はほぼアニマックスに加入。

・(加入者は)基本的に50歳以上は見ないが、お子さんだけでなく、30〜40代も見ている。人気コンテンツはドラゴンボール、ガンダム、コナン。

・若い人が見なくなり、視聴世帯の年代も上がっている。いままでは「アニマックス」の視聴率が断トツだったが、昨年の1位は「時代劇専門チャンネル」に代わった。視聴者は60〜70代が中心になってきている。

・日本のコンテンツは衰えていない。イタリアでは毎日7時間も日本のアニメが放映されていたこともあった。

アニマックスむかし見ていました。たしかにドラゴンボールとか楽しみに見ていたし、すごい良かった。

ただ、弱点としては「デバイスがテレビ(リビングで見ないといけない)」「放送時間が決まっている(録画すればいいのだが)」の2つ。

この弱点は、たしかに今だとスマホの動画サービスが埋めてしまうということで、「ケーブルテレビがしんどくなる」というのはとてもわかりやすい。

dアニメストア」とか試しに入ってみたが、月500円以下でとても見きれないくらいのアニメをみられるし(テレビ放映中作品の「見逃し放送」とかもやってる)、huluとかは映画やドラマも充実してきている。

「アニマックスの視聴世帯数の推移」ものっていたが、2012〜2013年をピークに、あきらかにスマホに喰われているのかな?という動きをしている。

それにしても、ケーブルテレビの視聴率1位が「時代劇専門チャンネル」というのは非常に興味深い。

※出典:日経MJ(4/13)