動画アプリは夜につかわれる。インスタは急成長中で、キャリアメールは死にゆく。(ビデオリサーチのアプリデータより)
ビデオリサーチさんが興味深いスライドを公開していたのでメモ。動画系アプリのユーザーデータなどについて。Androidユーザー5万人ベースの調査結果。
オールマイティな「YouTube」
・男女比としては男6:女4。
・年齢層は10〜30代で、ほぼ均等という感じ。
・一番つかわれているのは夜20〜23時くらい
Googleがだしていたデータでは、YouTubeは15〜17時にスパイクがたっていた記憶があるが、このデータだと割りとなだらかに登っていく感じ。
女性にも人気「ニコニコ動画」
・男女比は男6:女4(もっと男性よりかと思ったが)
・年齢層は10〜20代でほとんどを占めている(あくまでアプリのデータなので、30代以上はWEBで見ているとかもあるかも)
・使われている時間帯は夜20〜23時くらい
コンテンツ面もあると思うけど、デバイスがスマホ(アプリ)になったことで、ニコニコは女性ユーザー比率がすごく増えたんじゃないだろうか。
YouTubeと比べると「夜更かし」をして見ている人が多いようだ。これはなんとなくのイメージだが、YouTubeはラジオ的なつかわれかた(音楽を流すとか耳だけで聞く)、ニコニコは目で見る(コメントあるから目で見る)という傾向があるような気もする。
20代にも支持されている「ツイキャス」
・男女比は男45:女55くらい。
・年齢層は10〜20代がメイン(グラフ的にはニコニコにかなり似ている)
・使われている時間帯は22~23時
10代メディアかとおもいきや、意外に20代に支持されている。利用時間的にjは「寝る前にベッドに横になりながら」というシチュエーションが多そう。
ツイキャスは深夜(0時後くらい)になるほどユーザーが増えてくるイメージがあったけど、案外そんなことはないのだろうか。
10代には使われない「hulu」
・男女比は男4:女6
・年齢層は20〜30代でほとんどを占める
・使われている時間帯は朝8時と夜19〜23時くらい
huluは月額課金サービスという前提を考えると、10代ユーザーが少ないのも納得がいく。たしかクレカ課金だしそもそも社会人じゃないときびしい。
あとはスパイクの立ち方がテレビっぽい(朝8時と夜19というのが)朝ごはんとか夜ご飯を食べながらテレビ的な感じでつかわれているってこと?
死にゆくキャリアメール
キャリアメールの送信回数が、ここ1年半で約200万回→130万回(35%減くらい)に減少している。これは「スマホユーザー」を対象にした調査なので、感覚的にはもっと激しく落ちていてもおかしくない印象。
伸びる「コミック」「ショッピング」
ジャンルとして伸びているのが「ショッピング」「コミック」。つまりスマホでモノを買って、ヒマをつぶすのが当たり前になってきているということ。
「コミック」は、どちらかというとコンテンツ面(無料のアプリがそろってきていて、コンテンツ環境が充実してきたから)による影響が大きいかも。
Facebook落ちて、インスタ伸びる
コミュニケーションアプリの推移。LINEはほぼ国内では普及しきった感。
インスタグラムの成長が明白。Facebookはゆるく落ちている。(メッセンジャーの単体アプリがでたので、メッセンジャーしか使ってない人が、そっちに移ったのもありそう)
参照(詳細は以下、ビデオリサーチさんのスライド参照):国内スマートフォンユーザーと広告最新動向
http://www.slideshare.net/ssuser3c059b/20150219-44868772