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アプリが一番ダウンロードされる曜日は土日。CVRで見ると「月曜日」が最強。

「SensorTower」のブログにて、おもしろいデータが公開されていたのでメモ。アプリダウンロード率の伸びる曜日など。

(※2015.4〜7月の期間で、60,000アプリを対象。基本アメリカのユーザーをベースにしたデータです)

iPhoneアプリは「土日と平日の落差」が少ない。

以下はiPhoneアプリが「どの曜日にダウンロードされるか?(オレンジ)」「どの曜日にAppStoreページが見られているか?(青)」を表した図。

・土日がもっとも見られ、アプリダウンロードもされているようだが、平日とそれほど大きな差はない。
・平日で一番アプリがダウンロードされているのは「月曜日」
・平日で一番落ち込むのは「木曜日と金曜日」

※「全体のダウンロード数」「全体のAppStoreページの閲覧数」を7つの曜日別に割合を分配して、そのパーセンテージをグラフ化している。

iPadアプリは「とくに土日」にダウンロードされる。

今度はiPadアプリが「どの曜日にダウンロードされるか?(オレンジ)」「どの曜日にAppStoreページが見られているか?(青)」を表した図。

・iPadアプリは土日のダウンロードが活発(iPhoneよりも)
・AppStoreページの閲覧が伸びるのは土曜日

iPhoneアプリの「CVR」が高い日は?

こちらはiPhoneアプリの「CVR(コンバージョンレート)」を曜日別にだしたデータです。

ここでいうCVRというのは「AppStoreのアプリ詳細ページを閲覧したユーザーのうち、何パーセントがアプリダウンロードしたか?」ということ。

・どの曜日も「CVRが24〜25%」で推移している。
・「一番CVRの高い日」は月曜日。(つづいて日・火・水)
・「CVRが悪くなる日」は金曜と土曜。

ちょっとこれが「何を意味するか」は読み取れませんが、金曜と土曜はヒマな人がAppStoreをうろちょろするのでCVRが悪くなる、とかプロモーション経由のユーザーが多くなるからCVRが悪くなる、とかあるのかもしれません。

iPadアプリの「CVR」が高い日は?

こちらも同じようにiPadアプリの「CVR(コンバージョンレート)」を曜日別にだしたデータです。

・どの曜日も「CVRが15〜16%」で推移している。
・「一番CVRの高い日」は月曜日。
・「CVRが悪くなる日」は金曜と土曜。

「月曜日がCVR一番高い」というのはiPhoneと一緒ですね。あと平均CVRがiPhoneアプリよりもかなり低いのは驚きました。

気になったところまとめ

1、iPhoneアプリのCVRは24〜25%、iPadアプリのCVRは15〜16%と、AppStoreページ→ダウンロードへ至る率は、iPhoneのほうが高い。

2、iPhoneもiPadも土日のダウンロードが多い。とくにiPadは土日の伸び率が高い。(日本だけでなく、やっぱりアメリカもそうなんですね)

3、一番CVRが高い曜日は「月曜日」。CVRはiPhoneとiPadともに最高だし、平日の中ではダウンロード数も意外に多いし、ダークホース。

60,000アプリのAppAnalytics(アップルのアナリティクス)をベースにしているようなので、データとしては信用できるとおもいます。

参照:https://sensortower.com/blog/2015/08/04/ios-conversion-rates-a-closer-look-at-the-days/

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