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同じアプリを「2つに分身」 中国で分身アプリが重宝される理由と、一流シェフの「有料ライブ配信」がコンテンツになってる話

中国現地に住んでいる「Nさん」に中国アプリについて寄稿いただきました。

目次ハイライト:

分身アプリ「双開助手」
・同じアプリを"2つに分身"させたい理由
・”分身させる”と便利になるアプリの例
・中国ではSIMカードを2枚使う人も多い

中国のレシピアプリ「下厨房」
・中国版クックパッドのようなアプリ機能
・深夜に15分で届いた爆速「生鮮通販」の話
・一流シェフの「有料ライブ配信」料理教室の感想

1、アプリを2つに分身させられる「双開助手」

スマホ内のアプリをコピー(分身化)することができます。アプリのクローンを生み出して、スマホに「同じアプリが2つある」という状況がつくれます。

無料でコピーできるアプリは5種類まで。有料会員になるとアプリの上限数を増やしたり、同じアプリを2つ以上コピーできたりします。

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※月16.8元(約250円)、年68元(約1,100円)を払うと、有料のVIP会員になることができる。広告も表示されなくなる。

どんなアプリを”分身させる”と便利なのか?

わたしが個人的に”分身させる”と便利だと思うのは、WeChat(微信)です。

WeChatは複数アカウントには対応していませんが、分身させれば「仕事用」と「プライベート用」二つのアカウントが同時につかえて便利です。

また、SIMカードを2枚つかっているため、その使用状況を確認できる、携帯会社のアプリ(チャイナモバイル)も分身させています。

そうすることで、いちいち2つのアカウントで、ログインとログアウトを切り替えなくてもよくなり、とても楽になります。

ほかにも、ゲームアカウントを複数つくってあそぶ人も多いようです。

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なぜアプリを”分身させる”必要があるのか?

なぜ、そんなことをする必要があるかというと、中国ではスマホに「SIMカード」を複数枚入れてつかうのが、わりと当たり前になっているためです。

携帯会社によって、毎年どんどん良い料金プランが出るため、それを基本はプリペイド方式で、いくつも並行して使い分けています。

(簡単にいうと、SIMフリースマホに「ドコモとソフトバンク」のSIMカードが入っているような状態で、ひとつのスマホで番号を二つ持ちます)

もはや、SIMカードが一枚しか入らないと、「いまどき1枚しか入らないの!?(使えないスマホだなあ…)」と思ってしまうほどです。

そのため、2つのSIMカードを持つことにより、アプリも2つ必要になるというわけです。アプリの「サブアカ」を持つような感覚にも近いかもしれません。

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